CodexとNotebookLMをカスタムMCPで連携する手順
NotebookLMで集めた資料を、Codexから参照・整理できるようにしたい場合は、カスタムMCP(Model Context Protocol)として接続する方法があります。
この記事では、コミュニティ製の notebooklm-mcp-cli を使い、WindowsのChatGPTデスクトップアプリ(Codex)へNotebookLMを接続する手順をまとめます。
注意: この連携はGoogleおよびOpenAIの公式連携ではありません。NotebookLMの内部APIやブラウザの認証情報を利用する仕組みのため、機密性の高い資料では使わないことをおすすめします。
できること
- NotebookLMのノートブックを一覧表示する
- ノートブック内の内容を質問・要約する
- URLやテキストなどをソースとして追加する
- 音声概要、レポート、スライドなどの作成を依頼する
事前準備
- Windows PC
- ChatGPTデスクトップアプリ(Codex)
- NotebookLMを利用できるGoogleアカウント
1. uvをインストールする
PowerShellを開き、次のコマンドを実行します。
winget install --id astral-sh.uv -e
完了したら、PowerShellを一度閉じて開き直します。
2. NotebookLM用CLI/MCPをインストールする
uv tool install --python 3.12 notebooklm-mcp-cli
インストールされる主なコマンドは以下です。
nlm: NotebookLMを操作するコマンドラインツールnotebooklm-mcp: CodexなどのAIクライアントと接続するMCPサーバー
3. Googleアカウントで認証する
nlm login
ブラウザが開くので、NotebookLMで利用しているGoogleアカウントにログインします。認証状態は次のコマンドで確認できます。
nlm login --check
4. CodexにカスタムMCPとして登録する
ChatGPTデスクトップアプリで、次の順に設定します。
- 設定を開く
- MCP servers を選ぶ
- Add server を選ぶ
- 種別として STDIO を選び、MCPサーバーのコマンドを指定する
- 保存後、アプリを再起動する
コマンドには、インストールされた notebooklm-mcp.exe のフルパスを指定します。一般的な例は次のとおりです。
C:\Users\<ユーザー名>\.local\bin\notebooklm-mcp.exe
設定ファイルで管理する場合は、~/.codex/config.toml に以下のような設定を追加します。
[mcp_servers.gemini-notebook-mcp]
command = 'C:\\Users\\<ユーザー名>\\.local\\bin\\notebooklm-mcp.exe'
startup_timeout_sec = 30
tool_timeout_sec = 60
default_tools_approval_mode = "prompt"
default_tools_approval_mode = "prompt" を設定しておくと、ノートの作成、共有、削除などの変更操作では確認が求められます。
5. 接続を確認する
ChatGPTデスクトップアプリを再起動し、Codexの入力欄で /mcp と入力します。登録したMCPサーバーが表示されれば接続完了です。
最初は、次のように依頼してみると確認しやすくなります。
NotebookLMのノートブックを一覧にして
メンテナンス
認証が切れた場合は、再度ログインします。
nlm login
ツールを更新する場合は、次のコマンドを使います。
uv tool upgrade notebooklm-mcp-cli
まとめ
Codexから既存のGPTsを直接呼び出すことはできませんが、SkillsやカスタムMCPを使えば、外部サービスと連携した作業環境を作れます。NotebookLMを情報の保管・根拠確認に使い、Codexを整理・分析・成果物作成に使うと、資料を何度もコピー&ペーストする手間を減らせます。
ただし、このNotebookLM連携は非公式です。利用するノートブックの内容と、実行する変更操作は都度確認しながら扱うのが安心です。
コメント
コメントを投稿