アイスリングは28℃・24℃・18℃で何が違う?24℃タイプを実際に使って分かった選び方

暑い季節の定番になってきた「アイスリング(クールリング)」。

首につけるだけでひんやりするので便利ですが、商品を探していると「28℃」「24℃」「18℃」といった数字が書かれていることがあります。

「18℃の方が冷たくていいの?」「28℃だとぬるい?」「室温で固まるのはどれ?」と、意外と選ぶのが難しいところです。

私自身、これまで28℃タイプを使っていましたが、今回はより冷たさを求めて24℃タイプの「Genki Ice」を購入してみました。

実際に使ってみると、単純に「温度が低いものを選べばいい」というわけではありませんでした。冷たさはもちろん、リングの太さや重さ、使ったあとに再び固める手間まで含めて選ぶことが大切です。

この記事では、28℃・24~25℃・18℃タイプの違いと、実際に24℃タイプを使って感じたことをまとめます。

そもそも「28℃・24℃・18℃」とは?

アイスリングには、PCM(Phase Change Material:相変化材料)と呼ばれる素材を利用した製品があります。

PCMは温度環境に応じて固体と液体の間で状態が変化し、その際に熱を吸収・放出します。

そのため、商品に書かれている「28℃」などの数字は、単純に「首を28℃まで冷やす」という意味ではなく、PCMが相変化する温度の目安として考えると分かりやすいです。

たとえばSUOの28°ICEシリーズは、公式サイトで25~28℃以下の環境で固まると案内されています。

この相変化する温度の違いが、冷たさだけでなく「どんな環境で再び固められるか」という使い勝手にも影響します。

28℃・24~25℃・18℃タイプを比較

タイプ冷たさの目安冷房の部屋での再固化特徴
28℃前後やさしい○~◎ 環境によって固まりやすい手軽さ重視
24~25℃前後しっかり冷たい△ 室温による冷たさと使いやすさのバランス型
18℃前後より冷たく感じやすい× 一般的な冷房環境では難しい冷却感重視

※相変化する温度や固まる条件、冷却方法などは製品によって異なります。購入する製品のメーカー仕様を確認してください。

28℃タイプの大きなメリットは「室内でも固まりやすい」こと

以前から使っていて便利だと感じるのが28℃タイプです。

たとえばSUOの28°ICEシリーズは、公式サイトで25~28℃以下の環境で固まると案内されています。

夏に使って中身が液体になっても、条件が合えば冷房の効いた室内に置いておくだけで再び固まります。

使う → 涼しい室内に置く → 固まる → また使う

毎回冷蔵庫へ入れなくても再利用できる可能性があるのが28℃タイプの魅力です。

また、SUOは28°ICEについて、じんわりとした冷たさで、冷たすぎるのが苦手な人にも向くタイプとして案内しています。

通勤や買い物、室内などで日常的に使うなら、この扱いやすさは大きなメリットだと感じます。

24℃タイプの「Genki Ice」を実際に購入

今回は「28℃タイプより、もう少し冷たさが欲しい」と思い、24℃タイプとして販売されていたGenki Iceを購入しました。

実際につけてみると、私がこれまで使っていた28℃タイプよりもしっかりとした冷たさを感じました。

一方で、最初に驚いたのが「思ったより太い!」ということ。

私が購入したものはリングにかなり存在感があり、細身のアイスリングとは装着感が違いました。

購入時に確認したいポイントをまとめると次の通りです。

確認ポイントチェックしたいこと
リングの太さ首につけたときの存在感や動きやすさ
本体重量長時間つけても負担になりにくいか
内容量製品サイズや重さとのバランス
内周・サイズ自分の首まわりに合うか
フィット感締め付けやズレが気にならないか

24℃タイプは28℃タイプほど室内で固まりやすくない

実際に使ってみて28℃タイプとの違いを感じたのが、使ったあとに再び固めるときです。

24℃前後で相変化するタイプの場合、室温がそれより高ければ固まりにくくなります。

たとえば夏の室温が25~27℃程度なら、28℃タイプは固まる条件に入りやすい一方、24℃タイプでは十分に温度が下がらず、なかなか固まらないことがあります。

私が使った24℃タイプも、確実に固めたいときは冷蔵庫などの低温環境を利用する方が手軽でした。

タイプ再び固めるときの使い勝手
28℃前後条件が合えば冷房の効いた室内でも固まりやすい
24℃前後室温では固まりにくい場合があり、冷蔵庫などが確実

なおSUOには、24~25℃以下で自然凍結すると案内されている「256ICE」シリーズがあります。SUO公式でも、256タイプは28°の商品より冷たく感じられるとされています。

では18℃タイプはどう使う?

さらに低い温度帯の製品として18℃タイプがあります。

SUOにも「18°ICE」シリーズがあり、公式サイトでは28℃の商品より冷たく感じられるタイプとして紹介されています。

一方で、18°ICEは一度溶けると、18℃以下にならない限り溶けた状態を保つと案内されています。

そのため、28℃タイプのように「夏の冷房が効いた部屋に置いておけば自然に固まる」という使い方は期待しにくくなります。

再び固める場合は、その製品の説明に従って十分に低い温度の環境に置く必要があります。

真夏の屋外やスポーツ、庭仕事など、日常的な扱いやすさよりも冷たさを優先したい場面で検討しやすいタイプです。

結局どれを選べばいい?

今回24℃タイプを実際に購入して感じたことも含めると、用途別では次のように選ぶと分かりやすいです。

タイプ向いている人・用途注意点
28℃前後通勤・買い物・室内利用、強すぎない冷たさが好み、手軽に繰り返し使いたい冷却感は24℃・18℃タイプより穏やか
24~25℃前後28℃では物足りない、冷たさと使いやすさを両立したい室温によっては再固化しにくく、冷蔵庫などが必要
18℃前後より強い冷たさが欲しい、真夏の屋外・スポーツ・屋外作業一般的な冷房環境では再固化しにくい

28℃タイプがおすすめの人

普段使いなら、個人的には28℃タイプがかなり便利だと感じています。通勤や買い物、室内利用が中心で、冷たすぎるものが苦手な人にも使いやすいタイプです。

24~25℃タイプがおすすめの人

今回購入した24℃タイプのGenki Iceは、私の場合、28℃タイプより明確に冷たさを感じました。「28℃ではちょっと物足りない」という人には検討する価値があると思います。

ただし、私が購入した製品では太さも気になりました。温度だけでなく、サイズや重量も確認して選ぶことをおすすめします。

18℃タイプがおすすめの人

より強い冷たさを求め、真夏の屋外やスポーツ、屋外作業などで使いたい場合の選択肢です。再び固めるために十分な低温環境を用意できるかも確認しておきたいところです。

アイスリングは「温度が低いほど良い」とは限らない

購入前は「18℃の方が冷たいなら、18℃が一番いいのでは?」と思ってしまいがちです。

ところが実際の使い勝手まで考えると、そう単純ではありません。

28℃タイプには、比較的高い室温でも再び固まりやすいという大きなメリットがあります。一方、24℃や18℃と相変化温度が低くなるほど、より冷たさを感じやすくなる反面、再び固めるためにはより低温の環境が必要になります。

重視すること選びやすい温度帯
普段使い・手軽さ28℃前後
冷たさと使いやすさのバランス24~25℃前後
屋外などで冷たさを優先18℃前後

今回24℃タイプのGenki Iceを購入して、冷たさには満足しています。

ただし、「思ったより太かった」「28℃タイプほど室内では簡単に固まらない」という点は、実際に使ってみて改めて感じたポイントでした。

そのため、すでに24℃タイプを持っているなら、さらに低温のものを追加するより、軽量な28℃タイプを用意して用途によって使い分けるのもよさそうです。

アイスリングを選ぶときは価格やデザインだけでなく、ぜひ「何℃で相変化するPCMなのか」「どのくらいの温度で再び固まるのか」まで確認してみてください。

参考資料

※本記事の使用感に関する記述は筆者が実際に使用した際の感想です。製品の仕様や固まる条件などは商品によって異なります。購入・使用時は各メーカーの最新情報をご確認ください。

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