完全版:コマンドプロンプトで使える全コマンドリストと活用法
完全版:コマンドプロンプトで使える全コマンドリストと活用法
Windowsの「コマンドプロンプト」は、システム操作を強力にサポートするツールです。今回は、すべてのコマンドを整理し、それぞれの役割と使い方をわかりやすく解説します。
1. ファイル操作関連のコマンド
日常的に使うファイルやディレクトリの操作を行うコマンドです。
- cd - カレントディレクトリを変更します。
- copy - ファイルをコピーします。
- del - ファイルを削除します。
- move - ファイルを移動します。
- mkdir - 新しいディレクトリを作成します。
- rmdir - 空のディレクトリを削除します。
- ren - ファイルやディレクトリ名を変更します。
- xcopy - サブディレクトリを含めてファイルをコピーします。
- attrib - ファイルやディレクトリの属性を表示・設定します。
- compact - ファイルを圧縮・解凍します。
- replace - ファイルのタイムスタンプを比較して更新します。
2. ディスク操作関連のコマンド
ハードディスクやファイルシステムに関する操作を行うコマンドです。
- chkdsk - ディスクのエラーをチェックします。
- convert - ファイルシステムをFATからNTFSに変換します。
- format - ディスクをフォーマットします。
- diskpart - ディスクのパーティションを管理します。
- fsutil - ファイルシステムの詳細な操作を行います。
3. ネットワーク関連のコマンド
ネットワークに関する設定や情報を表示するコマンドです。
- ipconfig - ネットワークアダプタのIP情報を表示します。
- ping - 接続先との通信状態を確認します。
- netstat - 現在のネットワーク接続を表示します。
- nslookup - DNSサーバーから情報を取得します。
- arp - IPアドレスとMACアドレスの対応を管理します。
- ftp - FTPサーバーに接続し、ファイルを操作します。
- pathping - ネットワークの経路を調査します。
- tracert - ネットワーク経路を追跡します。
4. システム管理関連のコマンド
システムの管理や設定に関わるコマンドです。
- tasklist - 実行中のタスクの一覧を表示します。
- taskkill - 実行中のタスクを停止します。
- shutdown - パソコンをシャットダウンします。
- gpupdate - グループポリシーを更新します。
- reg - レジストリを編集します。
- sc - サービスに関する制御情報を管理します。
- systeminfo - システム情報を表示します。
- schtasks - タスクスケジューラのタスクを管理します。
- eventcreate - 指定されたイベントログにカスタムイベントを作成します。
- eventtriggers - イベントトリガを設定します。
5. セキュリティとアクセス管理関連のコマンド
セキュリティやファイルアクセスに関わるコマンドです。
- cacls - ファイルのアクセス権を表示・設定します。
- cipher - ファイルの暗号化を行います。
- fsutil - 高度なファイルシステム操作が可能です。
- secedit - システムセキュリティを構成および分析します。
6. その他の便利なコマンド
日常的に使える様々なコマンドです。
- echo - メッセージを表示したり、エコー機能を制御します。
- cls - 画面をクリアします。
- color - コマンドプロンプトの背景色と文字色を変更します。
- ver - Windowsのバージョン情報を表示します。
- help - コマンドの詳細情報を表示します。
- hostname - コンピュータ名を表示します。
- set - 環境変数に値を設定します。
- time - 時刻を表示・設定します。
- date - 日付を表示・設定します。
まとめ
コマンドプロンプトのコマンドは多岐に渡りますが、それぞれを理解することでシステム操作が劇的に効率化します。自分の業務に役立つコマンドを見つけて、どんどん活用してみましょう!
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